ニイガタフットボールプレス

【頼もう、感想戦!feat.小川佳純】~明治安田J2第4節・松本戦~「成長していることを示し続けてほしい」vol.3

ピックアップしたゲームを選りすぐりの論客と語り尽くす新企画。第3弾はリーグ再開後、初勝利となった第4節・松本戦を、小川佳純さんと語り尽くします。現役時代、ゲームを俯瞰(ふかん)して興味深い話を聞かせてくれたズミさん。そこに「監督目線」が加味されて、『なるほど!』とひざを打つこともたびたびな感想戦を、どうぞ。

Vol.2はこちら

■松本戦で解説者魂がくすぐられた場面

――第4節・松本戦(〇1-0)で最も印象に残った選手は?

「うーん……90分やっていたら舞行龍なんですけどね。足、つっていなくなったからなあ」

――それは致し方ないのでは……。

「まあ、そうなんですけどね。やっぱり(渡邉)新太かな。去年、シーズンを通してしっかり仕事をして、今年はさらに、プレーを見ていると責任感がすごく伝わってくる。たくましくなったなあ、と。

やんちゃな部分はあいつの魅力だから、まだまだ持ち続けてほしいけれど、今では守備もしっかりできるし、松本戦の最後に3人くらい振り切ってクロスまで持っていったじゃないですか。ああいう、最後まで戦えるところは相変わらずだし。縦パスが入ったときも簡単に失わない。貢献度はとても高いですよ。

もう1人挙げるとすれば、(秋山)裕紀が良くなっている。成長を感じます。去年はまだ、プレーを見ていて危なっかしく感じるところがあったけれど、今年の彼は自信を持ってプレーしています。こちらも落ち着いてプレーを見ていられます」

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