ニイガタフットボールプレス

【レビュー】~明治安田J2第5節・町田戦~「もしも、試合にうまく入ることができていたなら」

■明治安田生命J2第5節/△3-3町田
■キックオフ/7月15日(水)19:03
■場所/町田GIONAスタジアム
■入場者数/508人
■天候/雨、気温/19.2℃、湿度/90%

【メンバー】
[新潟]3-4-2-1/GK41藤田、DF27大本、3マウロ(46分OUT)、5舞行龍、50田上、MF16ゴンサロ・ゴンザレス、20島田(46分OUT)、24ロメロ・フランク(67分OUT)、31堀米、FW11渡邉新(79分OUT)、9ファビオ、SUB GK1大谷、DF2新井、28早川、MF10本間(67分IN)、33高木(79分IN)、6秋山(46分IN)、FW19ペドロ・マンジー(46分IN)、監督:アルベルト

[町田]4-4-2:GK1秋元、DF22小田、5深津、4水本、2奥山、MF18高江(90分OUT)、25佐野、14吉尾(90分OUT)、10平戸、8ジョン・チュングン(60分OUT)、FW30中島(68分OUT)、SUB GK42福井、DF23酒井、MF15井上、6李(68分IN)、FW16安藤(60分IN)、7マソビッチ(90分IN)、9ステファン(90分IN)、監督:ランコ・ポポヴィッチ

[審判]主審:柿沼、副審:蒲澤、藤澤、第4の審判員:秋澤

【得点者】〈新潟〉50田上(53分)、5舞行龍(75分)、10本間(89分)、〈町田〉8ジョン・チュングン(2分)、14吉尾(37分)、18高江(84分)

【サマリー】

4-4-2ではなく、3-4-2-1でスタートした新潟は、前節の先発から新井直人、秋山裕紀、本間至恩、ペドロ・マンジーに代わり、大本祐槻、ゴンサロ・ゴンザレス、ロメロ・フランク、堀米悠斗が先発。大本は2月の開幕・群馬戦以来の先発で、堀米は左ウイングバックに入った。

しかし2分、FKから失点。戦術的な狙いを発揮する前に劣勢に立たされる。その後もボールを動かすリズムが悪く、町田の守備組織を崩せない。逆にビルドアップ途中を狙われ、37分にはカウンターから吉尾海夏にミドルを決められて、0-2で試合を折り返す。

後半、アルベルト監督はマウロに代えてペドロ・マンジー、島田譲に代えて秋山を投入。システムを4-4-2に変えて反撃に出る。攻勢が続く中、53分、田上大地が2試合連続ゴールとなる強烈なFKを決めて1点を返すと、75分にはCKの混戦から舞行龍ジェームズが押し込み、2-2に追いつく。

84分、CKから高江麗央に勝ち越しゴールを決められたが、89分、大本のクロスに反応したファビオが落としたボールを、ペナルティアークから本間が足を振り抜く。直前に失点の原因をつくった自身のプレーを取り返したい10番が、ゴール左上隅に豪快なボレーを突き刺して、土壇場で勝ち点1を得た。

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