ニイガタフットボールプレス

【レビュー】~明治安田J2第7節・水戸戦~「アルベルト流に3ポイントを積み上げる」

■明治安田生命J2第7節/〇1-0水戸
■キックオフ/7月25日(土)18:03
■場所/デンカビッグスワンスタジアム
■入場者数/3,861人
■天候/曇時々雨、気温/26.4℃、湿度/69%

【メンバー】
[新潟]4-4-2/GK41藤田和輝、DF27大本祐槻(62分OUT)、3マウロ、5舞行龍ジェームズ、2新井直人、MF6秋山裕紀(46分OUT)、20島田譲、8シルビーニョ(67分OUT)、10本間至恩(77分OUT)、FW9ファビオ、11渡邉新太、SUB GK1大谷幸輝、DF28早川史哉(46分IN)、31堀米悠斗(77分IN)、50田上大地、MF13中島元彦(62分IN)、33高木善朗、FW19ペドロ・マンジー(67分IN)、監督:アルベルト

[水戸]4-4-2:GK21牲川歩見、DF3前嶋洋太、4ンドカ・ボニフェイス、24細川淳矢、23外山凌、MF6平野佑一、7山田康太(76分OUT)、20森勇人(82分OUT)、10山口一真(76分OUT)、FW9中山仁斗、16山谷侑士(60分OUT)、SUB GK50松井謙弥、DF13岸田翔平、2住吉ジェラニレショーン、MF25平塚悠知(76分IN)、27松崎快(60分IN)、FW18深堀隼平(82分IN)、48アレフ・ピットブル(76分IN)、監督:秋葉忠宏

[審判]主審:清水勇人、副審:櫻井大輔、日比野真、第4の審判員:岡部将茂

【得点者】〈新潟〉10本間(71分)、〈水戸〉なし

【警告】〈新潟〉3マウロ、〈水戸〉なし

【退場】〈新潟〉なし、〈水戸〉なし

【サマリー】

4-4-2の新潟は、前節の田上、堀米、ゴンサロ・ゴンザレス、高木、ロメロ・フランク、ペドロ・マンジーに代わり、大本、マウロ、島田、シルビーニョ、本間、渡邉新が先発した。20日にC大阪から育成型期限付き移籍で加入した中島がベンチに入った。

同じ4-4-2の水戸に対し、立ち上がりからビッグチャンスをつくる新潟。GK藤田が素晴らしいフィードを左に張った本間に通し、突破した10番がクロス。フリーで走り込んだファビオが右のインサイドで合わせるが、枠を外してしまう。

水戸は、ラインを上げ、コンパクトに戦う新潟の背後を狙う。10分、秋山のクリアを拾われ、流れを断てずにピンチになりかけると、15分、17分と、新潟陣内の右サイド深い位置を連係で突かれる。

その右から、こちらも攻撃のリズムをつかむ。21分にシュート、28分にクロスと、大本がカットインから左足の精度を見せる。左サイドから運ばれてくるボールの動かし方にも、チームの共通意識が感じられた。

後半、アルベルト監督は秋山に代えて早川をボランチに投入。早川がバイタル、左サイドの守備を引き締める。

その左から本間が仕掛ける回数が増え始め、攻撃を加速させるために62分、中島が大本に代わってピッチへ。中島はボランチに入り、早川が左サイドバック、新井が右サイドバックに回った。中島は67分にミドルシュートを放つなど、ゴールに向かう積極性を示した。

そして飲水タイム直後の71分、自陣右サイドでボールを奪い、素早く縦に攻め上がったところに、本間がワンテンポ遅れる形で左サイド、中央寄りでボールを受ける。そして対峙した相手をかわし、約30メートルの距離から右足を振り抜くと、圧巻のロングシュートがゴール左隅に決まった。

水戸の反撃に我慢の時間が続いたが、陣形をコンパクトに中を引き締めた新潟はゴールを許さず、1-0で勝利。3試合ぶりの勝ち点3をつかみ、5位に順位を上げた。

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