ニイガタフットボールプレス

【聖籠ノート】「主導権を握ったサッカーでプレーできることを楽しみにしています!」~荻原拓也選手オンライン会見~

昨日、浦和レッズからの期限付き移籍での加入が発表されたDF荻原拓也選手。早速、今日からトレーニングに合流したとのことです! 練習後に行われたオンライン会見の一部をお届けします。とにかくサッカーが大好きで、新潟をJ1に昇格させたいという様子が、モニター越しにも伝わってくる荻原選手。これから、どのようなプレーでチームに貢献してくれるのか、とても楽しみです!!

――これから浦和とは違う環境、サッカーでプレーすることになります。アルベルト監督のもとでプレーする上で、楽しみにしていることは?

「とにかく自分たちの時間が増えると思っています。そこが楽しみです。ここ数試を見ても、ボールをしっかり握れているし、自分たち主体のサッカーの中でプレーできることを楽しみにしています」

――今日の練習後、アルベルト監督からは「自分のストロングポイントをどんどん出してほしい」と言われたそうですが、荻原選手自身は、少しでも早く新しいチームメートの特徴、チームのやり方を理解しなければ、という考えもあると思います。監督の言葉は意外でしたか?

「意外ではなかったです。入ったばかりで、最初の練習だったからというのもあるでしょうし。監督やコーチングスタッフも、ある程度、割り切っているのかな、とも感じました。

もちろん、これからチームのことを知っていかなければなりませんが、理解するには時間がかかる。だから今は、少なくとも自分に出せるものを、しっかり出してほしいと監督には言われたのだと自分では捉えています」

――左サイドで見せる攻撃的なプレーが荻原選手の特徴、武器ですが、守備面でのこだわりを教えてください。

「とにかく1対1に負けない。絶対にやらせない。そこを意識しています。でも浦和レッズでは、その部分をあまり体現できなかったので、ここ新潟に来て、しっかり出したいです。僕はもともとサイドバックでプロになったし、一発が売りの攻撃的な選手でもなかったので、守備の部分も新潟で表現できたら、と思っています」

――サッカーとは関係ない話になるのですが。ツイッターのアカウント、@Hamster10Leftyは、どのような意味があるのですか? レフティーは分かるのですが。

「由来っすか? 小学校のころ、選手として自分は未熟だったから、『お前は、まだレフティーモンスターじゃない、ハムちゃんだ』ということで、レフティーハムスターという名を指導者に付けられて。それが自分の中でしっくり来た、というのがあります。

自分はまだハムスターだと思っているし、いつモンスターになれるか分からない。一生、ハムスターのままかもしれないし。だけど、モンスターを食えるようなハムスターになれるんじゃないかな、と思ってます」

――「10」は、10番に憧れて?

「いや、小学生のころ、10番だったので」

【プロフィール】Takuya OGIWARA / DF、7番。1999年11月23日生まれ。175㎝、69㎏。埼玉県出身。爆発的なスピードと突破力、高い技術を兼備する左サイドバックで、U-18、U-19、U-20と年代別日本代表に選ばれている、東京オリンピック世代のDF。1FC川越水上公園、浦和レッズジュニアユース、浦和レッズユースを経て、2018年、浦和レッズのトップに昇格。プロデビューとなった2018年3月のルヴァンカップ第1節名古屋グランパス戦で先発すると、2ゴールを挙げて勝利に貢献した。今季は浦和でJ1リーグ1試合(0得点)、ルヴァンカップ2試合(0得点)に出場。移籍期間は2020年8月13日から2021年1月31日までで、浦和と対戦するすべての公式戦に出場することができない。

reported by 大中祐二

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