ニイガタフットボールプレス

【頼もう、感想戦!feat.島田徹】~明治安田J2第19節・ギラヴァンツ北九州戦vol.1~「くやしい! でも、面白い!!」

ピックアップしたゲームを選りすぐりの論客と語り尽くす、この企画。第四の論客として登場した、サッカーマガジン時代の先輩で、現在は福岡を拠点に活動するライターの島田徹さんが2週間ぶりの登場です。第19節・北九州戦、新潟目線で行くと、ともすれば悔しさがあふれ出て……。

■激しい攻防は海風が運ぶ?

――悔しいっす!!

「ふふふふふ」

――そんな本題に入る前に、2週間ぶりに感想戦に登場いただき、ありがとうございます。第15節・福岡戦の感想戦は、アビスパのサポーターの方にもけっこう読んでいただいて、うれしかったです。

「そうなん?」

――磐田のライターの高橋伸子さんも読んでくださって、次の新潟対磐田戦(第33節)で「私もサッカー漫談がしたい!」とラブコールをいただきました。

「漫談やないわい(笑)」

――そんなこんなで、新潟視点からすれば、ただただ悔しい第19節の北九州対新潟戦、どのようにご覧になりましたか?

「今季、俺が見てきた北九州、福岡の試合の中で、一番、面白かった。それは別に、担当している北九州が勝ったからじゃなくて、一人のサッカー好きとして、見ていてすごく面白い試合だった。お互いプレッシャーを掛けるし、ゴールに向かう勢いがすごいし、途中ダレるところもまったくなかったし。

そうなった理由の一つがさ、涼しかったんだよ。それは大きかったんじゃないかな。両チームとも、選手たちの足がとても動いていた。試合が終わって帰る頃は20度を切ってたし。気候はエキサイティングなサッカーになった要因だと思う」

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