【頼もう、感想戦!feat.島田徹】~明治安田J2第26節・アビスパ福岡戦vol.2~「田上選手は越後のセルジ・ロベルトだ!」
ピックアップしたゲームを選りすぐりの論客と語り尽くす、この企画。今回はサッカーマガジン時代の先輩で、現在は福岡を拠点に活動するライターの島田徹さんが登場します。相手の連勝を止め、上位に食い込もうと挑んだ第26節・福岡戦から見えてくるものは?
■選手起用で変わってくる
――新潟ボールになったとき、福岡に鬼のようなスライドで守られたんですけど。
「叩き込まれてるからね」
――それから以前、島田さんが言っていたフアンマ選手のふてぶてしい態度というのが、何となく分かりました。
「分かった? あれでも抑えていた方だよ。チームの調子が悪いときは、あからさまにフラストレーションを爆発させるからね」
――ビッグスワンでのフアンマ選手はイライラしてというより、時間を使ったり、新潟ペースになりそうなところでそれを乱したり、マリーシア的というか、戦術的悪態に映りました。
「ははははは(笑)」
――そういうのを含めて、『ねじ伏せてくれ!』と思いながら試合を見ていましたが、それができなかった。
「前回の対戦時より、新潟はビルドアップのときに横パス、バックパスが多かった印象だね。あと、大好きな渡邉新太選手がいなかった。けがしちゃったんだね」
――全治3カ月だから、なかなか厳しいです。(※9月28日に、右足第5中足骨々折で全治約3カ月と発表された)
「それはチーム的に痛いねえ。代わりに出ていた高木善朗選手も、すごく頑張っていたよ」
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