【聖籠ノート】~緻密なプレスが物語る~島田譲
■90分間で行き来した流れ
前節アウェイの徳島戦が、大一番だったことはいうまでもない。4分の後半アディショナルタイムが過ぎて、0-0のままホイッスルが吹かれたとき、ボランチの島田譲は崩れるようにピッチに突っ伏した。
あれは、どういう意味だったのか? 2位、徳島との差を詰められなかった失意からだとしても不思議はない。だが、そうだとしたら心配だ。あのとき、何を考えていたのか。島田本人にたずねた。
「もちろん、“勝てなかったなあ”という思い、複雑な気持ちもありましたが、(突っ伏したのは)一番はシンプルに疲れていたからです。出し切ったなあ、と」
3日間のオフを挟み、リフレッシュした島田は、あらためて振り返った。
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