ニイガタフットボールプレス

【プレビュー】~明治安田生命J2第38節・栃木SC戦~「スタイルを示すとき」

■明治安田生命J2第38節/vs栃木
■キックオフ/12月1日(水)19:00
■場所/デンカビッグスワンスタジアム

【見どころ】

栃木は前節、ホームで山口と対戦した。互いにCK、FKとセットプレーからチャンスをうかがう中、52分、新潟から期限付き移籍中のDF柳育崇がハーフウェーライン手前のFKでクイックリスタート。背後へと脱け出したFW明本孝浩が、左足で相手GKの股間を抜くシュートを冷静に決めて、先制する。

リードした栃木は、流れに応じてディフェンシブサードに全員が戻る堅い守備を展開。ゴールにしっかりカギを掛けると、80分、カウンターから前新潟のFW矢野貴章が追加点を決めて、2-0で勝利した。連勝の栃木は14勝10分け13敗、34得点32失点で11位。

アウェイで長崎と対戦した新潟は、けがや契約上の関係で、U-18所属で二種登録のDF丸山嵩大をベンチ入りさせる苦しい編成に。中2日の過酷な試合でもあったが、昇格に向けて意気込む長崎相手に懸命の戦いを繰り広げる。

しかし30分、プレスの乱れを突かれて左クロスから失点。後半、攻勢を強めていた67分、右クロスから追加点を奪われ、0-2で敗れた。翌日、大宮に勝った2位福岡との勝点差が17まで開き、J1昇格の可能性が消滅。14勝14分け9敗、50得点44失点のチームは6位となっている。

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