【頼もう、感想戦!2021 PRE SEASON SPECIAL】~平澤大輔さん&島田徹さんといっしょvol.2~「コメントを偏愛してこそ」
2021年最初の企画は、ピックアップしたゲームを語り尽くす【頼もう、感想戦!】でおなじみの元サッカーマガジン編集長・平澤大輔さん、ライター島田徹さんとのオンライン編集会議。お題は、「愛媛から『ニイガタフットボールプレス』をさらにおもしろくするには?」。vol.2で、島田さんも合流です。
■量産体勢とスピード感
大中祐二(以下、大)「平澤さんが指摘する、オンライン取材でのコメント濃度なんですが、新潟と愛媛という距離感になっても、何とか工夫してより深い話を引き出したいと思っています。新潟から遠く離れても、少なくとも2021年シーズンは、自分がずっと街に住んで暮らし、取材していた『痕跡』が残るんじゃないか、とも思っているんです。
今回、もう一つ平澤さんに聞きたいことがあって。平澤さん、試合が終わってすぐ原稿をアップするじゃないですか。それも1試合で3本くらい。そのスピード感について聞かせてください」
平澤大輔(以下、平)「サッカーマガジンWEBのスタッフと話して試合ものと人物もの、3本をベースに書いてますかね。
基本的に人物ものは、勝ったチームの選手が中心になりますけど、『せっかく両チームの選手の話を聞いたのに、この言葉を記事にしないのはもったいない』と、やっているうちにだんだんと感じるようになって、可能な限り勝ち負けに関係なく紹介するようにしています。『負けたチームのサポーターにも届けたい』という気持ちが強くなって。だから、試合後の会見に出てきた選手については全員、記事にするようにしました。
(残り 3442文字/全文: 4099文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
外部サービスアカウントでログイン
既にタグマ!アカウントをお持ちの場合、「タグマ!アカウントでログイン」からログインをお願いします。
(Facebook、Twitterアカウントで会員登録された方は「Facebookでログインする」「Twitterでログインする」をご利用ください)