【頼もう、感想戦!2021 PRE SEASON SPECIAL】~平澤大輔さん&島田徹さんといっしょvol.4~「いかに差をつける?」
2021年最初の企画は、ピックアップしたゲームを語り尽くす【頼もう、感想戦!】でおなじみの元サッカーマガジン編集長・平澤大輔さん、ライター島田徹さんとのオンライン編集会議。お題は、「愛媛から『ニイガタフットボールプレス』をさらにおもしろくするには?」。vol.4は「新潟×今治コラボ企画」案を膨らませる続編です。
■コメント中心では似てしまう
大中祐二(以下、大)「島田さんが合流するまでに平澤さんと話していたことなんですけど、これまでの取材は、現場主義的なところがあったじゃないですか。現場に足を運んでこそ、みたいな。ところが2020年、新型コロナウイルスによって、そこがある種、フラットになってしまったわけです」
島田徹(以下、島)「これまでの枠組みが、壊れたからね」
大「その状況から今、面白くて価値のあるサッカーのコンテンツを、どう作るかというのを改めて考えたいんです」
島「よりサッカーの本質に近づくコンテンツを意識することが大事なんじゃない? ただコメントをくっつけるだけじゃなくてさ。
昨シーズン、俺はそう思ってた。試合前日なり試合後なり、オンライン取材だと現地にいない他の記者も含め、たくさんの人が入ってくるでしょ? 得られるコメントも、みんな一緒になる。そこでコメント中心の記事にしちゃうと、中身まで似てきてしまって面白くない。だから、なるべく自分のサッカー観や見る目を信じて原稿を書くことを意識していたんだ」
平澤大輔(以下、平)「オンライン取材の条件はみんな同じ、フラットなんだけど、コメントの受け取り方とか使い方は、書き手それぞれですもんね」
島「そうそう」
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