【頼もう、感想戦!feat.小川佳純】~第18節・ファジアーノ岡山戦~vol.4「打開の一手は“至恩プラスアルファ”」
議論の余地のあるレフェリングによって、苦杯をなめた第18節の岡山戦。しかし結果が覆ることはないし、次につなげるためにも内容を振り返る必要があります。そこで小川佳純さんが登場! 第4回は、ズミさんのポジティブな打開策の提案です!!
■逆にこちらが利用すればいい
――岡山戦は、いつもに比べてミスが多かった印象です。
「まあ、サッカーではミスが起こり得るものですからね。確かにボランチのところでいつもよりはミスが少し目立ちましたが、じゃあ致命的なミスがあったかというと、僕はそうは感じなかった。
それよりも岡山の守備が良かった。そこが際立ちました。新潟の選手たちはやりづらさを感じていたと思いますよ。常に自由にやらせてもらえないという感覚を90分、ずっと持ってプレーしていただろうし、それによって誘発されたミスもあるのでは。
とはいえ、新潟にはいくつもチャンスがありましたからね。岡山の決定的なチャンスは、失点した場面くらいじゃないかな。その失点も間違いなくオフサイドだった。新潟からすれば、いろいろ言いたくなる気持ちも分からないではない。だけど、1点も取れなかったということが負けを生んだわけで。ミスや誤審はサッカーでは起こり得るものだし、それを含めての負けだったかなと思います。
僕はティアモの選手に、1試合で最低でも2得点以上取って、1失点に抑えるということを意識させています。1失点は事故的なものやスーパーゴールで起こり得る。だから0-1で負けたとしたら、守備よりも点を取れなかったことにフォーカスして、そこに修正点があると考えます。
岡山戦も、仮にあの失点がなかったとしても、点を取れなければ結局、勝てなかったわけで。だから、次の試合に向けてまず改善すべきは、どう点を取るのかというところ。この1週間で、そこが大事ではないでしょうか」
(残り 1745文字/全文: 2535文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ