【Voice of the Pitch】~小島亨介インタビュー~vol.4「ピッチで躍動している姿を見てほしい」
左足の正確なキックと優れた技術を駆使してビルドアップに加わる姿は、「11人目のフィールドプレーヤー」だ。アルベルト監督が推し進めるボールを保持し、ゲームを支配して勝利する攻撃サッカーを進化させる守護神は、たび重なるけがを乗り越え、新潟のJ1昇格に燃えている。
■万全を目指して
――アルベルト監督からの「もっとフラットに考えてプレーしろ」というアドバイスは、ビルドアップに限らず意味を持ってきそうですね。たとえばジェフ戦(第25節△0-0)はセービング機会が多くない中、急に飛んできた田口泰士選手の無回転ミドルや見木友哉選手のワンタッチでのミドルに対応できました。まさにフラットな状態でゴール前に立ち続けているからこそだと感じます。
「自分は、攻撃も守備も分けて考えてはいません。それもあって、守るときも力み過ぎないことを意識しています。もちろん、例えばクロスを上げられるときには『マークに付け!』といったように、しっかりコーチングしてパワーをフィールドの選手たちにも伝えますけど、自分の体の準備としてはフラットに、リラックスすることを心掛けていますね。攻守ともに、フラットにプレーしたいんです」
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