【頼もう、感想戦!feat.平澤大輔】~明治安田生命J2リーグ第40節vsザスパクサツ群馬vol.1~「ひとつの時代に区切りが付くとき」
昇格の可能性がなくなったからといって、ただ“こなして”いるだけ? とんでもない! 残留の懸かる群馬にしのぎ切られたスコアレスドローの90分の中に、ポジティブなサインを次々と読み取っていきます。第40節&今季を共に語り尽くすのは、元サッカーマガジン編集長の平澤大輔さんです。
■盛りだくさんだった決定機
――群馬戦、攻めに攻めましたが点を奪えず、スコアレスドローに終わってしまいました。
「あれだけチャンスを作りながら、群馬GK清水慶記選手の驚異のセービングにやられてしまいましたね」
――前半の終わり(44分)にFKの流れからロメロ・フランク選手がジャンピングボレーを放ち、清水選手がはね返したところを鈴木孝司選手が頭でプッシュしたにもかかわらず、カバーに入っていた岩上祐三選手にボールがかき出されるのを見て、『あ、これは今日は入らない流れだわ』と思いました。
「見切るのが早いのでは(苦笑)。29分に高木善朗選手のボレー、詰めた鈴木選手のシュートを連続セーブして、清水選手も乗りましたよね。昔話になりますが、(川口)能活さんが一つのビッグセーブをきっかけにノリノリになってしまうのを思い出して、GKというのはそういう“生き物”なのだとあらためて感じられた群馬戦でした」
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