【Voice of the Pitch】~ユズがゆく~島田譲インタビューvol.4「アップデート」
ボランチとして攻守のつなぎ役となり、「ここぞ!」という瞬間を逃さず攻めに出て、守りの場面では体を張ってピンチの芽を摘む。2022シーズン、ピッチの内外で、そのリーダーシップはますます存在感を増すはずだ。進化し続ける島田譲に、新潟3年目の意気込みを聞く。
■誰かが特別だったわけじゃない
――昨シーズンの課題が明確に見えているのは、自分たちのスタイル、戦いをブレることなく貫いたからこそではないでしょうか。
「1年を通して、ここまでボールを握ったシーズンは僕としても初めてだったし、だからこそ今までは表面に出てこなかったような課題にも気づくことになりました。もっとうまくなりたいという気持ちがいっそう強くなって、それは良かったと思っています」
――ボールを握っているからこそ、リスクを冒さないと点を取れないし、勝てない。そこもチームが突き当たった課題でしたね。
「今まではボールを握ることがリスキーだったんですけどね(笑)」
――新潟のサポーターのみなさんも、けっこう共感する部分だと思います(笑)。
「それが去年は、ボールを握ることはもはや当たり前で、その上でリスクを冒さないと勝てないというところまで来ていますからね。リスクを取って、前に突っ込んでいけるかどうか、という」
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