ニイガタフットボールプレス

【笑門来福2022 feat.北條聡】~vol.7~「今季のアルビを占うポジション」

昨年、NFPで読まれた記事トップ10に、4つものコンテンツがランクインした北條聡さんが、2022年初めにあらためて登場! 北條さんの全発言には最後に「(笑)」を脳内補正して読んでいただきたいほど、楽しく、明るく、新シーズンを展望します!!

■みんなが鉄砲を持つ時代

――今シーズンのJ2は、例年にも増してタフな戦いが予想されます。新潟が勝ち上がっていくには、北條さんがいうところの“鉄砲伝来”、つまりポジショナルプレーとカウンタープレスの導入がいち早く始まっているアドバンテージをフルに生かしたいですね。

「話はそう簡単ではないだろうね。同じことをやるチームがJ2にも出てきているので、新潟も先行者利益に頼ろうとするのではなく、集団から先に抜け出すための何かを加えていかないと、今後は難しくなると思う。どこを強みにするのか。手っ取り早くいくのであれば、バンバン点を取れる外国人FWです、っていう方法もあるかもしれない。

だけど、資金や新型ウイルスの影響などでそれが難しいとなると、何を強みにするのか。例えば守備強度を上げる、5レーンで徹底的に再現性の高い攻撃を植え付けていく、とか。あるいは同じ立ち位置だけど、ワンタッチパスを多用してさらにスピードを上げよう、とか。アレンジの仕方はいろいろある。

そこは(松橋)力蔵さんの考え方次第になってくるよね。誰が試合に出てきてもレベルが落ちない選手層というのも、強みになり得るし、いっそう日々のトレーニングが重要になる。

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