ニイガタフットボールプレス

【レビュー】~明治安田生命J2第13節vsFC琉球~「攻めのロングボール」

■明治安田生命J2第13節/△1-1琉球
■キックオフ/4月30日(土)18:03(※ピッチ不具合のため、60分遅延)
■場所/タピック県総ひやごんスタジアム
■入場者数/1,793人
■天候/曇、気温/23.2℃、湿度/55%

【メンバー】
[新潟]4-2-3-1:GK1小島亨介、DF32長谷川巧(46*分OUT)5舞行龍ジェームズ、35千葉和彦、31堀米悠斗、MF8高宇洋、6秋山裕紀(46*分OUT)22松田詠太郎(75分OUT)、33高木善朗(89分OUT)、17イッペイ・シノヅカ、FW7谷口海斗(86分OUT)、SUB GK21阿部航斗、DF25藤原奏哉(46*分IN)50田上大地、MF13伊藤涼太郎(89分IN)、14三戸舜介(75分IN)、20島田譲(46*分IN)、FW28矢村健(86分IN)、監督:松橋力蔵

[琉球]4-4-2:GK26田口潤人、DF7田中恵太、22上原牧人、4岡﨑亮平、2福村貴幸(86分OUT)、MF11中野克哉(71分OUT)、10富所悠、20上里一将(71分OUT)、8池田廉、13清武功暉、FW19草野侑己(86分OUT)、SUB GK1ダニー・カルバハル、DF14沼田圭悟(86分IN)、6金井貢史、9李栄直、MF15大本祐槻(71分IN)、25武沢一翔(71分IN)、FW21上原慎也(86分IN)、監督:喜名哲裕

[審判]主審:鶴岡将樹、副審:馬場規、津野洋平、第4の審判員:矢野浩平

【得点者】〈新潟〉高木善朗(45+1分=PK)、〈琉球〉草野侑己(10分)

【警告】〈新潟〉高木善朗(37分、反スポーツ的行為)、〈琉球〉中野克哉(27分、ラフプレー)、池田廉(39分、反スポーツ的行)、田中恵太(67分、反スポーツ的行為)

【退場】〈新潟〉なし、〈琉球〉なし

【SUMMARY】
ピッチの散水施設の不具合で、キックオフが1時間遅れた試合は、琉球のプレスを新潟がはがしながら前進を図る戦いの構図で進んだ。序盤から局面で激しい戦いが続くと、10分、MF池田の縦パスをMF清武がフリック、背後を取ったFW草野にゴール左に流し込まれ、先制を許す。

琉球はコンパクトな陣形でプレスを掛けてきたが、新潟はパスではがしながら、要所で背後を突いて脅かす。35分、39分とDF堀米の好パスから立て続けにチャンスの芽を膨らませると、前半終了間際、MF高木の右クロスを相手DF田中と競ったFW谷口が倒され、PKに。高木が冷静にゴール右隅に決め、1-1で試合を折り返した。

今季初先発となったMF秋山に代わりMF島田、DF長谷川に代わりDF藤原と、チームは後半頭から2枚替えで反撃を加速させる。押し込む時間が続く中、62分にはMF松田の好クロスをニアでMFイッペイが合わせるが、前新潟のGK田口の好セーブに遭う。

このまま新潟ペースで押し切るかに思われたが、70分過ぎから再び琉球のプレスに引っ掛かり始め、速攻を浴びるオープンな展開に。84分、85分と際どいシュートを浴び、アディショナルタイムには前新潟のMF大本に危険なシュートを放たれたが、GK小島のファインセーブでゴールを守る。

試合は1-1のまま終了し、今季初の3連勝はならず。6試合無敗としたチームは、暫定で2位に浮上した。

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