ニイガタフットボールプレス

【レビュー】~明治安田生命J2第15節vs東京ヴェルディ~「信念が勝利への道を切り開く」

■明治安田生命J2第15節/〇4-3東京V
■キックオフ/5月8日(日)14:03
■場所/デンカビッグスワンスタジアム
■入場者数/13,260人
■天候/晴、気温/17.7℃、湿度/41%

【メンバー】
[新潟]4-2-3-1:GK1小島亨介、DF25藤原奏哉、5舞行龍ジェームズ、50田上大地、31堀米悠斗、MF6秋山裕紀(59分OUT)、20島田譲、22松田詠太郎(74分OUT)、33高木善朗(74分OUT)、14三戸舜介、FW7谷口海斗(86分OUT)、SUB GK21阿部航斗、DF15渡邊泰基、35千葉和彦、MF10本間至恩(74分IN)、13伊藤涼太郎(74分IN)、8高宇洋(59分IN)、FW28矢村健(86分IN)、監督:松橋力蔵

[東京V]4-1-2-3:GK31高木和徹、DF2深澤大輝、15馬場晴也、23谷口栄斗、MF7森田晃樹、17加藤弘堅(46*分OUT)、4梶川諒太(84分OUT)、26加藤蓮(46*分OUT)、FW10新井瑞希、27佐藤凌我(46*分OUT)、9杉本竜士(46*分OUT)、SUB GK21長沢祐弥、DF3ンドカ・ボニフェイス(46*分IN)、MF14石浦大雅、18バスケス・バイロン(46*分IN)、19小池純輝(84分IN)、20阿野真拓(46*分IN)、FW29河村慶人(46*分IN、監督:堀孝史

[審判]主審:中村太、副審:村田裕介、金次雄之介、第4の審判員:國吉真吾

【得点者】〈新潟〉高木善朗(27分)、松田詠太郎(30分)、舞行龍ジェームズ(35分)、〈東京V〉新井瑞希(50分)、バスケス・バイロン(58分、65分)

【警告】〈新潟〉なし、〈東京V〉加藤弘堅(25分、ラフプレー)、深澤大輝(80分、反スポーツ的行為)

【退場】〈新潟〉なし、〈東京V〉なし

【SUMMARY】
試合開始と同時に、新潟がゴールに向かう勢いと迫力を見せる。3分、DF藤原のパスを受けたFW谷口のミドルを皮切りに、藤原、MF高木、MF秋山らが積極的にシュートを狙う。

厚みを持った攻撃で東京Vを圧倒すると、27分、MF松田の右クロスをペナルティエリア内、正面で受けた高木が、ゴールを背にした状態から時計回りに軽やかに反転し、左足でシュート。DFの股下を抜いてゴール左隅に突き刺して、先制に成功する。

攻撃の手を緩めない新潟はわずか3分後に追加点を挙げる。二次攻撃でDF堀米からのショートパスをペナルティアーク内で受けた松田がコンパクトに左足を振り抜き、またもゴール左隅に流し込んでリードを広げる。

さらに5分後、左のショートCKから松田がペナルティエリア左に持ち込み、絶妙なクロスを送る。DF舞行龍が頭で押し込み、8分間で3-0とした。

ところが後半、ハーフタイムに一気に4人交代した東京Vの猛反撃に遭う。50分、右ウイングから左ウイングにポジションを変えたFW新井にドリブルで仕掛けられると、ズルズル下がる対応となり、シュートがディフレクションとなって1点を返される。その後も53分、57分とピンチを迎えると、58分、新井の左からのクロスを途中出場のMFバスケス・バイロンに押し込まれ、さらに65分、前半途中にCBからアンカーにポジションを上げていたDF馬場のスルーパスに抜け出したバスケスに再び決められて、3-3となってしまう。

壮絶な点の奪い合いとなった試合に決着が付いたのは88分。その2分前に途中出場したFW矢村がMF島田の縦パスを受けて持ち込むと、距離はあったが左足を振り抜く。回転の掛かったシュートがゴール左上に突き刺さり、これが決勝点に。秋田に敗れた横浜FCと入れ替わり、今季初めて首位に立った。

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