ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J2第15節・東京V戦vol.2~「ヤンツーさんの声が聞こえる」

激しい点の取り合いになった第15節・東京V戦。前半と後半でガラッと流れが変わるエキサイティングな攻防の末、しっかり勝ち切ったところに、成岡翔さんはチームの成長を感じ取ります。

■修正が必要なところは

――後半が始まるところで、ヴェルディは一気に4選手が交代して、前半は右ウイングだった新井瑞希選手が左ウイングに回り、右にはバスケス・バイロン選手が入りました。この戦い方は前節の仙台戦(第14節・東京V3-1仙台)でもやっていて、当然、新潟も想定していただろうし、準備していたはずです。しかし、まさに新井選手が1得点1アシスト、バスケス選手が1得点とやられてしまいました。

「リードした新潟に目立つような油断はありませんでした。ですが、やはり3-0になって受け身になったのかもしれません。サイドの守備で、前半はガツガツとボールに行けていたのに、後半は一歩、二歩の寄せのところが鈍ったかな、と。中盤がディフェンスラインに入って守備をする時間も出てきたし、それだけ受け身になっていたということです。要は、ヴェルディにボールを持たれて押し込まれ始めたんですね。

シュートを打たれたり、クロスを上げられる前に、もう少し寄せたかったというのはあります。だけど、ひとたび相手の流れになってしまうと、なかなか難しいところも出てきます。もう一度、流れをたぐり寄せるまで我慢しなければならなかったのですが、それができないままポンポンと点を取られてしまいました」

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