【感想戦スペシャル 2022シーズンもまもなく折り返しですね feat.北條聡】~vol.3~「彼らが不在でも」
4月初めのメールに『松橋アルビは論点がたくさんあって面白い』と記してあったからには、話をうかがわないわけにはいきません。まもなくシーズンも折り返しというタイミングで、北條聡さんと『2022年ここまでのアルビ』を語り尽くします! 感想戦スペシャル、8回連載でお届けします。
■状況に応じてできるから
――今の新潟の攻撃は、まるでジャズの即興演奏のように次の展開が予測不可能だ、というお話です。
「それくらい防ぎようのない攻撃を、今、できてるということなんだよ。特にここ数試合目立っているのが、真ん中からこじ開ける場面の多さ。もしかすると、去年、アルベル(前監督、現FC東京)のときもそういう狙いがあったかもしれない。だけど、そこにかける人数がそもそも違う。とりわけペナルティエリアの幅で、相手センターバックの前に、何人も新潟の選手がいる状態でボールが動いているわけだから。そりゃあ次のパスを付けるポイントはたくさんある。
そうはいっても相手のプレッシャーが一番きついエリアだし、『そう簡単にはボールを動かせませんよね?』というのが一般論なんだけど、そこでつなげちゃう選手が新潟には揃っているわけ」
(残り 2511文字/全文: 3003文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ