ニイガタフットボールプレス

【感想戦スペシャル 2022シーズンもまもなく折り返しですね feat.北條聡】~vol.8~「2022シーズン後半の戦いが始まる!」

4月初めのメールに『松橋アルビは論点がたくさんあって面白い』と記してあったからには、話をうかがわないわけにはいきません。まもなくシーズンも折り返しというタイミングで、北條聡さんと『2022年ここまでのアルビ』を語り尽くします! 感想戦スペシャル、8回連載でお届けします。

■新潟はリーグで最もギャップがない

――次節の大分戦でシーズンを折り返します。それで、ここまで対戦してきた相手の中で、個人的に最もインパクトがあったのが岡山でした。サッカーの文法がまるで違うなあ、と。

「うん、違うね。そこは木山(隆之)監督のことだから、やっぱりちゃんと考えているんだよ。例えばシーズン当初はチアゴ・アウベスを先発起用していたけど、今はスーパーサブ的な位置づけでさ。『しっかり前プレを掛けないと』というときは、日本人選手を多めに起用して守備強度を上げたりもする。うまく調整しながら戦ってるね。ただ彼らには、連戦になると、どうしても前のオージーコンビの強度が落ちてしまう悩みがあると思う。そのあたり、これから夏の戦いでどうなるか。

町田も、3年計画で毎年テーマを決めてチームの総合力を上げてきている。だけどツボにはまったときと、はまらないときの差があるんだよね。“町田、めっちゃ強いなあ”というときもあれば、相手にがっつり引かれて、“自分たちでボールを動かして、崩して点を取ってください”というシチュエーションになったときの落差がどうしてもある。

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