ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J2第21節・大分トリニータ戦vol.5~「挑戦し続ける」

「目の前の相手が最大の敵」だと、松橋力蔵監督は常々、語ります。一戦、一戦に全力を尽くす大切さを理解した上で、シーズン折り返し地点での大分戦の勝利はとても価値があると成岡翔さんは見ています。ここからの展望も大きく広がっていく、今回の感想戦です!

■話はつながっている

――翔さんがプレーしていた当時の新潟は、タフな守備から良い攻撃につなげていくというサッカーでした。ヤンツーさん(柳下正明元監督、現金沢)の時代は、さらにそのカラーが強かったですからね。

「だから、ボールをがんばって取りに行くのに、それをかわされ続けるときのきつさというのが、よく分かるんですよ。今の新潟は、逆に対戦相手をそういうマインドにしてほしいんです。

ただ、それにはさらにサッカーのクオリティーと強度が必要です。そこを貪欲に求めていってほしいですね」

――それはシーズン後半だけではなく、J1につながっていく話でもありますね。昇格して、例えば守備的なサッカーにガラッと変わってしまうんじゃなく、今の延長戦として追求し続けてほしい。

「そうなんですよ。このサッカーをやり続けて昇格したとして、J1は違う舞台だからサッカーを変えるの? というのは、いずれ問われることになってくる。そこを大きく変えるということは、今の強みが消えちゃう可能性もあるわけじゃないですか」

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