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松本ボーイズが県支部大会を制して2年ぶりの全国へ

【ボーイズリーグ】
◇第11回日本少年野球長野県支部秋季大会
(10月27日、11月3日・上越市高田公園球場ほか)

決勝で松本ボーイズが千曲ボーイズを8-1の6回コールドで破り、2年ぶりの優勝を果たした。松本は来年3月の全国大会(東京)に出場する。全国は3回目。
松本は1回1死二、三塁で4番宮田は「つないでいこう」とレフト前に合わせ1点先制。さらに塩原のスクイズが決まり、2点のリードを奪った。松本はその後も四球や敵失などを絡めて加点。4回には4番新井が、走者を一人置いて「変化球を張っていた」とライナーでレフトスタンドに運ぶなど差を広げた。
松本は先発の笠原、4回からは堀内につなぎ、好調の千曲打線を被安打1、1失点に抑え優勝を決めた。好投の笠原は「スピードがない分、緩急とコントロールの持ち味を生かせた」と変化球を有効に使って的を絞らせなかった。
松本は3年生が4人だったため、2年生が多く試合経験を積んできただけに、「この大会は取らないと(優勝しないと)いけないと言ってきた」と松野監督。塩原主将も「絶対に優勝つもりでやってきた。打撃からリズムをつくって守りにつなげる野球ができた」と納得した様子で振り返った。
千曲は、逆転勝利した準決勝の勢いを生かせなかった。台風被害で普段利用している河川敷グラウンドが使えないまま迎えた本大会。原監督は「言い訳にできないが、支援してくださった方に笑顔で恩返ししたかった」と唇をかんだ。

▽決勝戦
千曲 000100 1
松本 211211x 8
(千)渡邉、青木―菅沼、渡邉
(松)笠原、堀内―新井
本=新井(松)、二=堀内、佐々木(松)
▽準決勝
松本 11-1 飯田
千曲 7-4 新潟
▽1回戦
飯田 8-7 諏訪
千曲 10-6 長野

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