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秋田・TDK野球部が長野市の被災地でボランティア作業

【社会人】
秋田県の社会人野球の強豪、TDKの野球部員19人が10月30,31日、台風19号の被災地の長野市内でボランティア活動をした。
同社は佐久市内に事業所があり、佐藤康典監督はこの事業所のチーム「TDK千曲川」でかつてプレーしていたなど、長野県は縁の深い地。広域で深刻な台風被害が出た中、「何かできることを」とボランティアに手を挙げ、千曲川の堤防が決壊した長野市穂保の被災地に入った。
この地域は大量の土砂が流入し、多くの民家が全半壊するなど被災地の中でも被害が深刻。体力には自信のある選手たちだが、重い土砂の除去など大変な作業となった。御代田町出身で、この9月に佐久の事業所からかつてプレーした秋田に戻ったコーチの阿部正大さん(37・佐久シニア-軽井沢高-TDK千曲川)は「作業をしてその深刻さを感じた」と被害の甚大さを訴えた。

被災地で活動したTDK野球部員たち

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