名将草間監督称えた草間杯の決勝は北信越出場校対決に

2019年11月10日 21時44分　
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【高校】
金沢桜丘や上田、野沢北、臼田高校で監督を務めた名将、故草間清光さんの教え子が指導する高校による交流戦「草間杯」が10月26、27日、佐久スタジアムなどで行われた。決勝は、ともに直前の秋季北信越大会で２回戦に進んだ金沢商と上田西の強豪校同士の顔合わせとなった。
金沢桜丘と上田を甲子園に導いた草間さんは、中学高校の指導者を数多く育てたことでも知られる。最後の勤務先となった母校・臼田（現佐久平総合技術）で監督を務めていた2010年、その功績をたたえて草間杯がスタート。16年に草間さんが亡くなった以降も続けられ、今回で10回目となった。
草間杯には、草間さんの教え子やそのまた教え子（孫弟子）が指導する石川、長野両県の７校が出場。北信越出場校同士による決勝は、金沢商が４－２で上田西を破り優勝した。金沢商の山田斉監督は金沢桜丘時代の教え子で、「草間先生には厳しく鍛えていただいた」と感慨深げだった。

▽準決勝　金沢商４－３野沢北　上田西17－１北陸学園

表彰式で金沢商・山田監督に草間杯が手渡される