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大北地区で野球体験イベント開催 ブース充実に大勢の家族連れ

【その他】
第2回大北キッズベースボールまつり
(11月24日・大町市野球場)

大北地区の野球体験イベント。好天に恵まれ、小さな子供連れなど大勢が訪れ、野球の一端に触れた。
同地区でも若年層の野球人口の減少が顕著で、統合や合同チームで大会に出場するケースが増えている。そこで野球をやっていない子供たちに、その魅力を知ってもらおうと、小中高校の指導者らでつくる実行委員会が、昨年に続いて体験型のイベントを開いた。
グラウンドにはスピードガン測定やストラックアウト(的当て)、ホームラン競争などの10のブースが設けられた。新たに「リアル野球BAN」を設営したほか、昨年来場の3割が女の子だったため松本国際高女子硬式野球部員も運営側に入りキャッチボールやティーバッティングなどで子供たちの相手をした。
今年度、大北地区の小学生チームに入部したのは19人で、そのうち昨年の同まつりに参加したのは10人だったという。実行委員長の能沢博輝・大町岳陽高部長は「一年で結果が出るとは思っていないが、野球に触れられる機会を継続してつくっていきたい」と話す。各年代の指導者や選手たち約150人が運営に回り、「小学生は中学生、中学生は高校にあこがれて野球を続けるきっかけになれば」と期待していた。

 

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