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松本で中学生と小6が交流のU-13野球大会

【中学軟式】
◇U―13松本市小中交流野球大会
(11月30日)
松本市内の中学野球部と、学区の小学6年生が混生チームを組んでの交流試合。昨年、プレ大会として市内4校で行った大会を、塩尻・広陵中を含む9校に拡大し、エリアごと筑摩野中、開成中、朝日村運動公園の3会場で行った。
近所の小中学生が一緒に野球を楽しむ機会にと松本市中学校軟式野球専門委員会が企画。各会場とも、3つの中学校とその学区の小学6年生100人近くが参加。学童野球チーム所属者が大半だが、リトルリーガーや無所属の小学生もいた。中学1年生とその学区の小学6年生がチームを組み、対抗戦を行った。中学2年生はベンチワークや審判、ボールボーイなどでサポートした。
中学生投手からヒットを放つ小学生や、好守で小学生投手を盛り上げる中学生内野手もいて好ゲームを展開。ベンチの中学2年生も小学生に「うまいよ」「ナイスバッティング」などと声をかけていた。
山辺スポーツ少年野球の梶川さくらさん(山辺小6年)は攻守に能力の高さを披露。「チームに女子はいないが楽しい」。筑摩野中の白木柊哉主将(2年)は「小学生の緊張が和らぐように声をかけた」と言い、「動きが軽い。中学で一緒に野球ができたらいい」と期待していた。専門委員長の塚尾誠貴・開成中教諭は「大勢の小学生に参加してもらえてよかった。どこであっても中学で野球を続けたいと思ってもらえたらいい」と願っていた。
市内の建築業アイシンクが試合ボールの提供をした。

 

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