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投球数制限の影響はない!?近年の該当者は2010年の松工・柿田投手のみ

【高校】
日本高野連は今シーズンから投球数制限を初めて実施する。「1人の1週間の総投球数を500球以内」とするもので、日本高野連と都道府県高野連が主催する公式戦が対象になる。
1週間に500球。長野県の場合、現実的に考えられるのは、夏の大会の4回戦~決勝戦だ。長野大会はこれまで7月の第1土曜日に開幕し、3週後の日曜日に決勝戦を行ってきた。最終週は、月曜日に4回戦(一斉)、火曜日が移動日、水・木曜日が準々決勝(2試合ずつ)、金曜日は移動日。そして土曜日・準決勝、日曜日・決勝と連戦になる。つまり決勝まで進むと1週間で4試合を行うことになり、この間の投手起用、試合展開(延長戦)では500球を超える可能性が高まってくる。
春、秋の県大会もこれに似た日程だが、大会の性格上、どのチームも一人の投手に頼り無理をさせないため、500球を超える可能性は低いと想定できる。
そこで最近6年間の夏の大会の4回戦~決勝の投球数をまとめた。

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