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長野県で初めて公認指導者研修会が11日、スタート

【その他】
長野県青少年野球協議会の公認指導者の資格が取得できる初めての研修会が11日、塩尻市の塩尻志学館高校を会場に2日間の日程で始まった。
全日本野球協会(アマチュア各団体を統括)が主催し、日本野球機構(NPB)が共催する講習会。主会場の東京で行っている講座を、インターネットで地方会場にも中継し、札幌、大阪のほか、長野県青少年野球協議会が主管を務めて県内でも開催が実現した。
チームづくりや指導姿勢、医科学分野など大学の教授や弁護士ら専門家が講師を務め、各日7時間程度組まれた講座には、主に小中学校世代の指導者約120人が受講した。
日体大の伊藤雅充教授はコーチングについて講演。選手たちが練習などで「退屈」「安心」している心境でなく、「チャレンジ」する状態に持っていき、適度のミスから学ぶ重要性を説いた。さらに技術の専門性にとらわれず、「対他者」「対自己」に対する知識がコーチングには必要と加えた。
長野県ではこれらに先立ち、独自に作成した統一の投球マニュアルについても紹介した。
修了者の所属チームは後日、県協議会のホームページで公表される予定。

 

↑ 東京の会場からインターネットを使って挨拶する山中正竹会長

↑ 熱心に聴講する参加者

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