nines WEB

【高校】長野県高野連が会見 代替大会はチャンピオンシップ形式に決定

高校野球選手権長野大会の中止を受け、県独自の大会の開催を決めていた県高野連は6月12日、優勝校を決めるチャンピオンシップ形式で行うことを発表した。

大会名は「2020年度夏季高等学校野球長野県大会」とする。

↑ 会見する県高野連の西條会長(左)と依田専務理事

開幕は7月18日。春、秋のように4つの地区ごとにトーナメント戦を行い、上位2校が県大会の準々決勝に進む(地区ごとに決勝戦は行わないため、A、B代表とする)。

準々決勝は8月5、6日、準決勝は8日、決勝は10日、いずれも長野オリンピックスタジアムで行う。

地区大会の使用球場は、北信がオリスタ、東信が県営上田と佐久総合、南信はしんきん諏訪湖と綿半飯田、中信が松本市四賀の計6会場。すべての試合、原則無観客で部員は入場できる。保護者は検討している。

開会式は開かず、閉会式は簡素な形で行う。勝利校の校旗掲揚、校歌演奏はあるが、球児は歌わないようにする。
ベンチ入り人数は20人で同じだが、通常の夏と異なり、試合ごとにメンバーの入れ替えができる。
投球数制限は採用する。延長戦やタイブレーク制も従来通り。試合間隔は3試合の場合、午前9時、午前11時30分、午後2時から開始。

北信は長野高専が出場辞退し、北部が検討中。
東信は17チーム18校(蓼科・坂城が連合)。
南信は22チーム25校(岡谷東、諏訪実、箕輪進修、阿南が4校連合)。
中信は蘇南が検討中。
(昨秋の支部ベスト4がシード)

7月3日に、4つの支部ごとに各校部長(顧問)が抽選。合わせて準々決勝以降の組み合わせ(例えば北信A代表、南信B代表など)を代理抽選で行う。

西條・県高野連会長は「できるだけ選手権大会に近い形でやりたい」と真剣勝負の場を強調する。
バーチャル高校野球で全試合、ライブ配信する予定。

【日程】
▽地区大会
7月18、19、23、24、25、26日、8月1日
▽県大会準々決勝
8月5、6日
▽県大会準決勝
8月8日
▽県大会決勝
8月10日

※なお今大会の各支部上位4校を、秋季支部予選会のシード校とする。今季から秋季大会は、県大会32校を前提に敗者復活戦を予定していたが、県大会の日程短縮、宿泊回避のため8~16校規模で行うように変更する。

【軟式野球】
軟式もチャンピオンシップ形式。7月18日に開幕し、19、24、25日(決勝)に、大町市運動公園野球場で行う。

県高野連の会見の模様(動画)はこちら ↓

(残り 43文字/全文: 1036文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ