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【高校】練習試合 小諸商業ー長野西 小諸商、投打に充実

<練習試合>

小諸商業ー長野西
(7月4日・長野オリンピックスタジアム)

【レポート・山﨑竣】

昨秋の県大会準々決勝進出の小諸商業と、地区大会2回戦で昨夏甲子園出場の飯山に敗れた長野西が対戦。代替大会の組み合わせが決まった翌日の試合ということもあり、大会に出場予定のメンバーを中心に両校が、本番の舞台オリスタでぶつかり合った。雨で試合開始時間を遅らせた試合は、投打がかみ合った小諸商が7-0としたところで雨脚が強まり、降雨コールドゲームとなった。

小諸商は1回表、長野西の先発投手を攻め、さい先よく先制した。続く2回は相手のミスに乗じて、4点を追加。さらに3回にも1点を加え、試合を優位に進めた。守っては継投で長野西打線を寄せ付けず試合の流れを渡さなかった。

長野西は中盤以降、継投で小諸商打線の流れを止めたが、打線は奮わず、ミスが絡んだ序盤の大量失点が響く結果となった。

小諸商の竹峰監督は、無失点の投手陣に「投手陣は切磋琢磨してやっている。このままチームを引っ張っていってほしい」と評価。チームの底上げも進み、「秋は3年生中心だったが、冬に2年生が頑張った。休校期間中に体つきや雰囲気が変わった選手も多い。例年通り、最後まで競争になる」と、最後まで下級生を含めた選手間の競争でチーム力を高める。

小諸商・伊部元貴主将
「個人の結果ではなく、チームとしてどうするべきか。序盤の進め方はよかった。相手の投手が代わってから、中押し・ダメ押しができなかった。投手陣が軸になるので、野手がしっかり助けることができれば、さらにいい形になる」

↓ 小諸商・伊部主将

長野西・大槻監督
「結果を出すために何をしなければいけないのかを考え、やるべきことをきちんとやるというのが課題。ランナーに対するケアなど細かい修正点はあるが、3年生の投手たちがしっかり投げてくれたのが収穫」

長野西・宮入主将
「やりたいことへのプロセス、道のりがはっきりしないままプレーしている。それが慌てたり、もたついたりするプレーにつながってしまう。この部分を残りの期間でしっかりとやっていきたい」

小諸商 1410001 7
長野西 0000000 0
(7回降雨コールドゲーム)

 

↓ 時折雨に見舞われたオリスタでの練習試合

 

 

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