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【高校夏季】北信7・19 長野日大、飯山ともにエース好投で白星

◇北信(7月19日・長野五輪)

第1シード・長野日大、昨夏優勝の飯山が登場。ともにエースがきっちりと試合をつくり、初戦を突破した。

【ライター・山﨑竣】

 

▽1回戦
長野 12344 14
長南 00000  0
(5回コールド)

長)佃―若林
南)寺尾、松倉―鳥羽
三=栗林(長野)
二=吉沢、山岸(以上長野)

【評】
長野が13安打14得点で5回コールド勝ち。先発・佃が緩急をつけた投球で5回無失点。長野南を寄せ付けなかった。
長野南の先発バッテリー・寺尾ー鳥羽は共に2年生。昨秋から捕手に転向した鳥羽康平は「(3年生には)たくさん迷惑をかけてきた。練習中は厳しいときもあったが、優しい先輩たちだった」と3年生に支えられて成長してきた。2年生のバッテリーで試合を作り、勝利を届けたかったが叶わなかった。
2回、左すねに打球が直撃した寺尾。治療を受けマウンドに戻ったが3回9失点で降板。「バッテリーのミスが失点に絡み、試合の流れをつかめなかった。今日のことを忘れずに新チームではバッテリーを中心に守り勝つ野球をしたい」と寺尾。2人でチームを引っ張っていく。長野南は1、2年生の部員が8人。新入部員の勧誘をし、秋も単独チームでの出場を目指す。

↓ 緩急をつけたピッチングで5回無失点の長野の佃

▽2回戦
長野日大 30003103 10
中野西  00010000  1
(8回コールド)

日)栗木、落合―清水
中)小林遊、三ツ井―浦野
三=丸山慶、荒井(以上日大)
二=髙山、丸山慶(以上日大)、湯本洸2、池田(以上中西)

↑ 初戦突破の第1シード長野日大

【評】
投打がかみ合った長野日大が8回コールド勝ち。先発のエース栗木は7回1失点の好投。勢いのある直球と低めに集まった変化球のコンビネーションで中野西打線から8奪三振。「四死球を出さなかったのはよかった。次戦は無失点で抑えられるように1週間準備したい」と高い目標を設定し、自身を奮い立たせた。
打線は2番・髙山が3安打1四球で4度の出塁、さらに4盗塁でチャンスメーク。「自分は塁に出てからが勝負。何が何でも塁に出るという気持ちでやっている」と、自信のある足で4度ホームを踏み、打線をけん引した。2本の適時打などで6打点の5番・丸山慶一郎は「(自粛期間は)プラスになる3カ月だった」と、自身と向き合った期間が結果につながった。

 

▽2回戦
長野吉田 0001010 2
飯  山 331002X 9
(7回コールド)

吉)高橋、辻出―矢澤
飯)常田―長﨑
三=上林(吉田)、田中(飯山)
二=長﨑(飯山)

↑ 飯山の先発・常田

【評】
初回から3点を先制し主導権を握った昨夏優勝校・飯山が7回コールドの好発進。先発した注目の飯山・常田は、吉田打線から8個の三振を奪い、7回2失点と試合を作った。
初回から3点を先制され、苦しい展開が続いた長野吉田。それでもベンチを中心に雰囲気がよく、最後まで笑顔が絶えなかった。「全力で野球を楽しむことがチームのテーマ。全員が楽しんでプレーをすることができた」と長野吉田・西澤主将は試合を振り返る。
また、終始ベンチから声が途切れることがなく、「ベンチ内で一番声を出せる自信があった。劣勢の中でも立て直さなきゃいけない。ベンチから逆転できる雰囲気を作りたかった」と3年生の栗原。この試合での登板はなかったが、グラウンド中に響き渡る声でチームを盛り立てた。「チームの雰囲気の良さが持ち味。これを下級生が引き継いで、さらに良いチームにしてほしい」と松田監督。3年生を中心に作り上げたチームカラーは後輩たちに引き継がれた。

飯山・吉池監督(7回2失点の先発・常田について)
「序盤はストライク先行で打者の様子を見ながら落ち着いて投げていた。思い通りにいかないことも起きる中で、どれだけ自分のピッチングを貫けるかが課題。中盤から打たせてとるスタイルに切り替えられたのはよかった」

 

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