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【高校夏季】南信7・18 高遠、清陵、二葉が2回戦へ

◇南信(7月18日・諏訪湖スタジアム)

高遠、諏訪清陵、諏訪二葉が勝ち、2回戦進出を決めた。昨秋、県大会出場の下諏訪向陽は敗れた。

▽1回戦
富士見 0010000 1
高 遠 220301X 8
(7回コールド)
富)青木―内藤、菊池
高)柳原―池上
【評】
高遠は1回、4番阿部の2点適時打で先制。その後も3番湯田の2点適時三塁打などで得点を重ね、先発柳原が9三振を奪う力投で1失点にまとめた。富士見は3回、高遠のミスに乗じて1点をかえしたが、散発4安打で追撃できなかった。

富士見のエース青木は「主審の判定に気持ちがぶれた。後がない公式戦に力が入ってしまった」と唇をかんだ。富士見の内藤主将も「人数(11人)関係なく悔しい。相手より何か勝っているところはあるので、後輩たちにはそこを頑張ってほしい」と1勝を託した。
高遠の2回戦は23日、第1シード東海大諏訪と。

↑ 先制点に沸く高遠

↑ マウンド上に集まる富士見ナイン

 

▽1回戦
赤  穂 000110400 6
諏訪清陵 02302301X 11
赤)酒井悠、木下、福澤―滝澤
諏)齊藤、轟―山内
【評】
諏訪清陵は2回、8番轟の適時打などで2点を先取すると、3回には7番上原の適時打など下位打線がつながり3点を追加。清陵は結局計17安打で11点を奪った。清陵先発の齊藤は7回に足がつり、赤穂に反撃を許したが、2番手の轟が踏ん張り、逃げ切った。
赤穂は6回を終えた時点で1-10とコールド負けの寸前。北村主将は「後がなくなり、やってきたものを出さないとーとベンチが一つになった」と、4安打4得点でコールド回避した7回を振り返った。
諏訪清陵の2回戦は23日、第2シード飯田と。

↑ 終盤の追加点に盛り上がる諏訪清陵ベンチ

↑ 7回にコールド負け回避の反撃をする赤穂

▽1回戦
諏訪二葉  0010000001 2
下諏訪向陽 0000000100 1
(延長10回)
二)平出晃―平出崚
向)原田勝―松田
【評】
二葉・平出晃、向陽・原田両エースの投げ合いで、1-1のまま延長戦へ。二葉は10回表、1死二塁から9番齊藤が中前打を放ち、勝ち越し。平出晃はその裏、先頭に死球を与えたものの後続を断って逃げ切った。
向陽の原田は被安打6、126球の熱投だったが、「9回あたりから疲れで甘いところに入ってしまった」と力を出し切った。昨秋の県大会は、山﨑巧斗が背番号1で原田は10だったが、今大会はエースナンバーを付けた。原田は「山﨑と切磋琢磨してやってきた結果」とライバルの存在をプラスにした。
二葉の2回戦は23日、第3シードの岡谷南と。

 

↑ 諏訪二葉の伝統になっている守備に入るときのポーズ

↑ 下諏訪向陽は8回、日野の適時打で河西にかえって同点とする

<コラム&フォトギャラリー>

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