【高校軟式夏季】決勝　上田西が松商に雪辱し優勝

2020年08月01日 19時06分　
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夏季高校軟式野球県大会

◇決勝（８月１日・大町市営球場）

上田西が昨年から県内無敗の松商学園を延長12回タイブレークの末、７－６で破り、特別な夏を制した。

▽決勝戦
松商学園　１０００１０４０００００　６
上田西　　１００００３０２０００1x　７
（延長12回タイブレーク）
松）望月、野口、望月―織田
上）内山、倉澤―千野
【評】昨秋の県大会決勝と同じカードで、そのときは松商が５－１で勝利。決勝は、同点で迎えた５回表、上田西は2死三塁から暴投で勝ち越しを許した。松商エース望月を攻めあぐんでいた上田西、６回裏の攻撃。望月は先頭に四球を与えたとこで、右の親指がつって降板。替わった2番手野口を攻め、２番櫻井、5番倉澤の適時打などで３点を奪って逆転。しかし続く７回表、松商3番高橋、４番野口の連続適時二塁打で４点を失い、2点のビハインドとなった。粘る上田西は８回裏、前の回から再びマウンドに上がった望月を攻め、2番からの3連打で２得点し、再び同点とした。８回からリリーフした上田西の倉澤も踏ん張り、試合は延長戦に突入。さらに11回でも決着がつかず、12回、無死一、二塁からのタイブレークに入った。上田西は12回表、併殺で無失点に抑えると、その裏、１死二、三塁で１番龍野が初球をたたき、三走が生還、熱戦に終止符を打った。