nines WEB

【高校夏季】南信8・2 岡谷南と下伊那農が南信代表で準々決勝に進出

◇南信(8月2日・綿半飯田野球場)

第3シードの岡谷南、ノーシードから勝ち上がった下伊那農が4回戦(ブロック代表決定戦)を勝ち、準々決勝進出を決めた。昨年までの選手権大会の記録と合わせると、岡谷南は3年連続、下農は1964年以来のベスト8になる。

▽4回戦
諏訪清陵 120000000 3
岡谷南  00000520X 7
諏)齊藤、轟、河西蒼―山内
岡)山岸―小松
【評】清陵は1回、3番雨宮のソロで先制。2回には3つの敵失に助けられ、無安打で2点を加えた。清陵先発の齊藤に5回まで2安打に抑えられていた岡谷南は6回、5つの四死球に7番今村の2点適時打などで5点を挙げ逆転。7回にも2点を加えた岡谷南は、先発の山岸が3回以降立ち直り、許した安打を本塁打の1本に抑え、逆転勝ちした。
第3シードの岡谷南・倉坪監督は「早く1点欲しく、焦った。苦しい中、逆転できた選手の成長をほめたい」。清陵の雨宮主将は「チャンスで攻めきれず、流れが相手に行ってしまった」と悔やんだが、「あまり勝てなかったチームが、この大会で3勝して成長した姿は見せられた」と納得もしていた。

↑ 岡谷南は6回、今村の適時打で1点差に迫る

↑ レフトスタンドに先制本塁打を放り込み、ダイヤモンドを回る清陵3番雨宮主将

 

▽4回戦
松  川 0002005000 7
下伊那農 0001201301x 8
(延長10回)
松)木戸―荒尾
下)小木曽、鎌倉―澤栁
【評】前日シード校を破った両校が、連戦で対戦。1点を追う松川は7回、3番大島の満塁本塁打で逆転。3点差とした下伊那農は8回、1番山田の2点適時打、4番近藤主将の適時打で7-7の同点とした。さらに下農は延長10回裏、2死満塁で5番原田が左前打し、サヨナラでノーシード対決を制した。

↑ サヨナラ勝ちを決めた下伊那農

↑ 松川は大島(7)の満塁弾で逆転

 

<コラム&フォトギャラリー>

(残り 1330文字/全文: 2108文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ