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【高校夏季】準々決勝 8・6 都市大塩尻と佐久長聖が快勝で4強入り

◇準々決勝(8月6日・長野オリンピックスタジアム)

第1試合は、東京都市大塩尻が昨秋県3位の長野日大を6-2で破った。第2試合は、昨秋北信越4強の佐久長聖が、56年ぶりに夏8強のノーシード下伊那農を15-0で退けた。

▽第1試合
長野日大  000200000 2
都市大塩尻 00401010X 6
長)栗木将太、落合快斗、山岸亮太―清水宏貴
都)成田昇司、城倉莉空―松田盛健

【評】都市大は3回、長野日大先発のエース栗木を攻め、2番松田の適時打で先制。さらに4番初抜てきの清水に2点適時三塁打が生まれるなど4点を奪い、主導権を握った。すぐに日大も4回表、7番清水の適時打などで2点を返し、反撃。しかし都市大は5回に清水、7回にも清水が三度適時打し、日大を突き放した。都市大先発の成田は130㌔中盤のストレートを軸に5回を2失点。6回からリリーフした城倉も最速138㌔をマークし、日大の反撃を許さず、6-2で快勝した。

↑ 勝利を喜ぶ都市大ナイン

↑ 得点に沸く長野日大ベンチ

▽第2試合
佐久長聖 3110019 15
下伊那農 0000000 0
佐)羽毛田聖也、中村悠、川中子翔梧、立石航大、梅野峻介―横田大智
下)小木曽柊真、鎌倉純夢、筒井慶―澤栁晴輝

【評】佐久長聖は初回、下農先発のエース右腕小木曽の立ち上がりを攻め、併殺崩れや6番上島の適時打などで3点を先取。2回以降も得点を重ね、7回には8安打、打者14人の猛攻で9点を挙げた。長聖は先発の羽毛田から小刻みに継投し、5人目で登板したエース梅野まで無失点でリレーした。下農は散発4安打で長聖の投手陣を崩せなかった。2番手の鎌倉が4、5回を無失点に抑えたが、流れを持ってこられなかった。

↑ 初回に先制した長聖

↑ 準々決勝で敗れた下農ナイン

 

<コラム&フォトギャラリー>
(フォト・杉原妃奈)

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