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【ドラフト】県関係の指名候補者紹介⑤ 四国学院大・水上由伸、信濃グランセローズ選手

⑤四国学院大4年 水上 由伸投手

上伊那郡宮田村出身で四国学院大学(香川・四国地区連盟1部)4年生の水上由伸は、最後のリーグ戦で150㌔をマークした注目右腕。2年春には首位打者に輝くなど打者としても非凡だが、投手に再転向した3年秋は最多勝利を挙げた。
打者では全日本選手権に出場しているが、コロナなどで投手としては全国の舞台でアピールできなかったのは悔やまれる。
【WEB版 8月23日のコラムに掲載】

↑ ストレート以外、変化球が多彩で制球もいい水上

<みずかみ よしのぶ>
1998年7月13日、上伊那郡宮田村出身。宮田小3年生から西駒ウイングスで野球を始める。宮田中では軟式野球部で、3年時に全日本少年県大会で4強。帝京第三高では1年秋にベンチ入りし、3番手で登板。2年春、夏は主にサードで出場。3年夏は3番エースで県4強。四国学院大では、1、2年春の全日本選手権出場。野手としての通算打撃成績は206打数、70安打、打率3割3分9厘、35打点、3本塁打、14盗塁。タイトルは1年春、2年春(いずれも外野手)、3年秋(投手)にベストナイン。2年春に首位打者。3年秋に最多勝利と最優秀防御率。前チームでは主将を務めた。身長176㌢、体重81㌔。右投げ右打ち。

【信濃グランセローズ】

リーグ制覇まであと1勝の信濃グランセローズでも複数がドラフト候補に挙がっている。
松本市出身の2年目内野手、赤羽由紘(ウェルネス筑北高出)は、長打力を秘めた20歳という若さが魅力。主に5番に座り、リーグ戦では打率2割7分、8本塁打。勝負強さも見せた。サードの守備も安定している。

↑ 長打力が魅力の赤羽はまだ20歳

捕手の松井聖(25、東邦高―四国IL)は盗塁阻止率.409の肩と、3割を超える打力も備える。

185㌢右腕の宮野結希(堀越高)は140㌔中盤のストレートが持ち味。高卒2年目、19歳の若さもプラスの要素になる。

1年目の外野手、岩田幸宏(23、東洋大姫路高―ミキハウス)は50㍍5秒7の足が売り。打率3割5分、23盗塁を記録した。

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