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【BCリーグ】千曲川クラブのエース八幡宥喜が信濃グランセローズへ

千曲川硬式野球クラブのエース八幡宥喜は来季、BCリーグの信濃グランセローズから夢のNPB入りを目指す。25歳になる来年、その厳しさは承知の上でラストチャンスに懸ける。

 

八幡は、11月のBCリーグドラフト会議で信濃に特別合格していた。

上伊那農高3年夏に同校初の4強入りに貢献し一躍注目を浴びた八幡。日本福祉大(愛知)でも主に抑えで活躍した。

大学卒業後は、上伊那の大手精密機械メーカーに勤務しながら、千曲川クでプレー。1年目の昨シーズンからエースとなり、都市対抗北信越予選では炎の3連投で準優勝に貢献。全日本クラブ選手権1回戦では完封勝利を収め、最速148㌔の速球と高速変化球でプロからも注目されていた。

2年目の今季は、新型コロナの影響で大会やオープン戦の多くが中止となり十分にアピールできず不完全燃焼。そして今回の決断に至った。

退路を断ち、大勝負に打って出た八幡に思いを聞いた。


<やはた ゆうき>
1996年12月21日、伊那市出身の23歳。173㌢、73㌔。右投げ右打ち。

<大森洋一・千曲川監督の話>
「チームとしては当然痛手だが、八幡の夢を後押ししたい。社会人野球の土日の練習だけでなく、毎日やらせてあげたい。もともと投げたがりで投げながら状態を上げていくタイプ。しかし今季はコロナでオープン戦が中止になるなど不完全燃焼となった。人間的にもいいので応援したい。試合を作れる能力はあるので、あとはスピードアップだけ」

【紅白戦の投球(12月6日)】

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