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減り続ける高校野球部員数。6年前のピーク時から3割近く減少

高校の野球部員の減少が止まらない。20 年度に続き今年度もコロナの影響を受けた高校野球界だが、昨年より122人減って2625人となった(硬式)。これはおよそ40年前の水準に戻ったことになる。(21年12月)

県内の部員数は、昭和から平成にかけて増減を繰り返しながらも、総じて右肩上がりで増加してきた。平成27 (2015)年に3657人で最多を記録すると、その後は減少の一途。令和元(2019)年には17年ぶりに3000人を割り込んだ。今年はさらに減り、ピーク時から6年で3割近く減少したことになる。

また高野連加盟校数は、平成19(2007)年の101校が最多。学校再編の波も相まって、今年度は86校まで減少した。連合チームでの出場する高校が増えている。

全国の部員数は、平成26(2014)年の17万312人をピークに減少を続け、今年度は13万4282人となった。加盟校数は、平成17(2005)年の4253校が最多で、今年度は3890校に減った。

↑ 南信地区では20年秋、3校連合チーム同士の対戦があった。部員確保にあえぐチームが増えている

記録が残る県内の部員数、加盟校数の推移をまとめた。

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