nines WEB

【新年展望】今春の全国大会に出場予定のチームはー

明けましておめでとうございます。雪の新年となりましたが、年が明けるとシーズンインまであっと言う間。依然として新型コロナは猛威を振るっていますが、県勢の出場が予定されている今春の全国大会をおさらいします。

【高校】上田西
1月29日の選考委員会での決定が待たれるが、上田西の初のセンバツ甲子園(3月19日から)が有力だ。県勢としても6年ぶりとなるセンバツ出場が期待される。

昨秋の北信越大会では、準決勝で秋3連覇を狙う星稜に5-4で逆転勝ち。決勝では敦賀気比に5-16で敗れ準優勝に終わったが、北信越2枠圏内に入った。

上田西は、安定感抜群の左腕・山口と、秋季大会全試合で二けた安打した強力打線が売り。機動力や守備力も兼ね備え、総合力に優れたチームだ。

チームは1月4日に始動する。

↑ 北信越準決勝で星稜を破った上田西

【シニア】中野
昨年10月の信越連盟新人戦で優勝した中野が、3月末の全国大会に当確した。

上級生がいた前チームからの主力4人が残り、経験値、実力とも信越内では頭一つ抜けた存在だった。中でも櫻井―多田主将のバッテリーが攻守の軸となりけん引した。

新型コロナで春の大会の出場枠が減り、例年だと信越から4チームだったのが、この春は優勝の中野、準優勝の新潟が2月に選ばれる見込み。

↑ 前評判通りの強さを見せた中野

【ボーイズ】千曲
昨年10月の県支部秋季大会を猛打で制した千曲が、全国春季大会(3月26日~、関東)への出場に前進している。

右の本格派・山崎を、力のある中軸打線が援護し、4年ぶりに秋季大会を制した。9月の県支部ジュニア大会も制し、新チーム2冠と実力を証明した。

例年だと秋季大会優勝で全国大会出場が決まっているが、コロナで全国大会出場枠の削減も想定されており、その場合は近隣ブロック代表との決定戦が開かれる。

↑ 力のある選手がそろった千曲

【中学軟式】鼎野球クラブ
昨年11月の全日本少年春季大会県代表決定大会で、鼎野球クラブ(飯田市立鼎中)が初優勝し、3月25日からの全日本大会(静岡)への出場を決めた。

100球の投球制限がある中、鼎は力のある複数の投手を抱える強みが、2連戦の県大会で生きた。準決勝で、3点ビハインドを最終回にひっくり返した粘りも見事だった。

↑ 初の全国を決めた鼎クラブ

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ