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【オフトレ訪問】高遠高校 自信崩れる大敗から足元見つめ直す

相手が南信優勝チームだったとはいえ、予想外の大敗だった。

高遠は昨秋の南信1回戦で東海大諏訪に1-16の5回コールドで敗れた。夏季(代替)大会2回戦で東海と対戦したときは延長10回、4-5で惜敗。その時の2本柱をはじめレギュラー5人が残っていた分、リベンジに燃えていたチームに何が起こったのか。オフは、敗因となった「おろそかにした部分」を再徹底してきた。

↑ 真冬も走者をつけてケースノック

秋の東海戦。2回に四球の走者を連続暴投でホームにかえすと、その後も適時長打や失策が重なり大量失点した。

夏からのレギュラーで3番遊撃手の小池倫太は「自信はあったが、どんどん点を取られて焦った」。同じく夏からの主戦、湯田健司も「行ける、という油断があった。続いたミスを止められる人がいなかった」と、想定外の展開になすすべをなく敗れた。

選手たちから自信がのぞいていたように力はあった。新チームになった夏休みの練習試合でも好結果を残したため、高重陽介監督は「負けないためにチームとして必要なことが、できると思っておろそかにした」と反省。1つのアウトを優先して取るなど、「あの展開になって、おろそかにした部分が出てしまった」。

しかし、個々の能力はじめチームに力のあることは間違いない。高重監督は「あの負けですべてを否定することはない。おろそかにした部分が当たり前になるように徹底してきた」と、大会後に足元から見直し続けてきた。

井澤伶央主将は「練習試合で2つ目のミスをしたら交替など重圧をかけてきた。ミスも減った」と、負の連鎖を断ち切る力をつけた。

↑ テニスボールを使うなどバリエーション豊富な打撃練習

オフシーズンは、体力づくりはもとより、グラウンドが使えるときは「セカンドけん制のアイコンタクトや走塁など、習得に時間がかかることをこの時期にやっている」と高重監督。

また練習メニューの一部を選手たちに委ねるようにしたり、一つのプレーの後に選手たちで話し合うようにしたり、自分たちで考えてやる雰囲気が  醸成されてきた。

↑ 打撃練習の合間に股関節の使い方を習得するトレーニング

1番に俊足強打の湯田、中軸に小池、阿部大空、井澤の経験組が座る打線は強力。湯田、登内唯翔、柳原孝成ら投手陣の駒もそろう。井澤主将は「もう秋のようなことはない。次に東海に当たったときはリベンジしたい」と自信を深めている。

▼練習の模様(動画)▼
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