nines WEB

【中学軟式】3月の全日本春季大会が9月に延期

全日本軟式野球連盟は、3月25日から静岡県で開催予定の「文部科学大臣杯第12回全日本少年春季軟式野球大会日本生命トーナメント」を、新型コロナの影響で9月18日~21日に延期すると発表した。長野県代表として鼎野球クラブ(飯田市立鼎中学校)の出場が決まっている。

↑ 長野県代表の鼎野球クラブ

10の都府県で緊急事態宣言が3月7日まで延長されるため、活動を制限されることでチーム間の公平性の確保や練習不足によるけがの恐れなどが考慮された。

昨年11月の県大会を制し、初の全国切符を手にしていた鼎クラブのある飯田市も、県の感染警戒レベル5が発令されるなどして、「しばらく活動ができず、1カ月ほどで調整するのは厳しいと感じていた」と川上篤史監督。9月は新チームも始動しているが、「3年生にとっては最後の大会として思い切って臨める。選手たちは前向きに受け止めている」と、延期を歓迎する。

同大会は毎年3月末、静岡県内を会場に全国の代表55チームが参加してトーナメント戦を行っている。昨年は新型コロナの影響で中止となった。桔梗クラブ(塩尻西部中)が県代表で出場予定だった。これまでに延期は、2011年に東日本大震災で春から秋に延期されたケースがある。そのときは長野県から高森小原ヶ丘クラブ(高森中)が出場した。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ