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【オフトレ拝見】野沢北高校 継投の投手陣を打線が援護へ

野沢北は昨秋、5季ぶりに県大会に進むと、1回戦で敗れたものの都市大塩尻(北信越1勝)に終盤まで競り合いを見せた。突出した力のある選手は不在だが、迷わず継投するなど割り切った戦い方が功を奏した。このオフは、実戦に近い練習と基礎体力作りを並行して重ね、総合力を高めてきた。

↑ 練習前に円陣を組む野沢北ナイン

3年生が6人と少なかっただけに、2年生野手数人が昨年夏はスタメン出場。経験値は高かったが軸となる投手がいなかったため、すべて2人以上の継投でしのいだ。

篠原俊介監督は「何でもいい試合をすることは求めず、各投手が一巡でも行ける部分を放ってくれればと、つなぐことを前提に起用した」という。

そうは言っても投手陣の全体の底上げは不可欠。全体メニューのほかに、投手陣はジャンプ系やメディシンボール投げなど出力を上げるトレーニングを多めに取り入れた。

ライトを守りリリーフが多かった宮下恵喜は「秋はストレートが通用しなかった」と反省。「体全体でリリース時に力が伝わり、手元で伸びるボールを目指している」と進化を図る。

先発の笹澤絢斗はナチュラルに沈むボールが有効だったが、上位校ではとらえられた。投げる動作に通じるウエトレを取り入れ、「ボールを手元で動かしたい。短いイニングでもしっかり試合を作る」と、球威では挑まないつもりだ。

オフを通じてグラウンドで投内連係を続けてきたが、週3回のウエトレやバッティング練習に多くの時間を割いた。セカンドの菊原本安主将は「(敗れた佐久長聖、都市大の)私学には打線がうまく回らなかった」と振り返り、「この冬は芯で強くたたくことを意識してバットを振ってきた」。秋を上回る県初戦突破を目標にし「投手が継投でしのぎ、点を取って勝ちにいく」と、秋のスタイルをさらに高めて挑む。

繰り返す投内連係

▼練習の模様▼
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