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【選抜・上田西】戦力チェック<内野手編> 攻守でバランス。鉄壁二遊間コンビがけん引

センバツ初戦まで3週間となり、上田西はベンチ入りメンバー18人を発表した。

↑ 荒天となった2日は室内でモビリティトレーニング

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打力も備えたバランスの取れた内野陣。特にセカンド飛鳥井洸、ショート柳澤樹主将は県内随一と言っていい二遊間コンビで、攻守でチームをけん引する。

二人は1年秋の北信越も出場しており、経験値や実力からも不動のレギュラー。柳澤は主に3番、飛鳥井は2番か6番を打ち、ともに昨秋の北信越で本塁打を放つなど長打力も備える。

昨秋は時折、不安定な守備も見られたがだいぶ改善され、連係プレーの質も高まってきた。

正一塁手は182㌢の杉浦琉生。4番に座るスラッガーだが、昨秋は状況に応じた打撃が光った。課題だった守備は基礎練習を重ね、自信をつけてきた。

杉浦には代走が送られるケースもあり、その場合、外野も守れる滝沢善が一塁に入ることになる。

サードは昨秋のレギュラー藤牧虹凱と、控えだった土岐栞太のスタメン争いになりそう。打率4割強の藤牧は不安定だった守備を強化。昨秋は代走、守備固めで出場機会が多かった土岐は、上向きな打撃でアピールする。土岐はショート、セカンドも守れる。

吉﨑琢朗監督は「昨秋はエラーからリズムを崩すことがあった。要所で粘り強く守ってほしい」と守備力の成長に期待する。


<すぎうら るい>
2年。坂城町出身。坂城中(千曲ボーイズ))。182㌢、85㌔。右投げ右打ち。
「欠けていた守備力を上げてきた。本塁打を含めチームバッティングに努める」

<あすかい ひろ>
2年。神奈川県出身。秦野市立鶴巻中(伊勢原シニア)。171㌢、65㌔。右投げ右打ち。
北信越準決勝で2本塁打も「本塁打のことは忘れ逆方向を意識。任された仕事をする」

<ふじまき こうが>
2年。佐久市出身。佐久東中(佐久シニア)。166㌢、73㌔。右投げ右打ち。
「姿勢を低くするなど守備を強化してきた。下位でかえす打撃とチャンスメークをする」

<やなぎさわ たつき>
2年。上田市出身。丸子中(野球部)。175㌢、73㌔。右投げ左打ち。
「不安定だった守備では基礎固めをしてきた。打撃は総合的なレベルを上げていく」

<とき かんた>
2年。神奈川県出身。国府中(小田原足柄シニア)。174㌢、63㌔。右投げ右打ち。
「年明けから打てるようになってきた。与えられた仕事以上の結果を出したい」

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