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【中学硬式】中野シニア、千曲ボーイズ、春の全国大会へ

センバツ甲子園は19日に開幕する。中学生世代もこの春は、全国大会が開かれる。シニアでは中野、ボーイズは千曲がそれぞれ全国の舞台に挑む。

26日に開幕するシニアの第27回全国選抜大会(大阪)には、信越ブロック予選を制した中野が出場。初戦で東練馬(関東)と対戦する。

中野は昨年、前チームも全国選抜、さらに夏の全国選手権の出場権を得ていたが、新型コロナの影響で大会が変則、代替開催となり、不完全燃焼に終わった。

↑ 昨秋の新人戦を制した中野シニア

その時の主力が要所で残った現チームも、バッテリーを中心に力強く、昨秋の信越大会は1位で勝ち抜いた。

エース櫻井直道、捕手多田大輝主将のバッテリーが、打線でも中軸を担う。投手は望月優希らが連戦に控える。また打線では丸山慧也も中軸に座り、走者をかえす役目を担う。

この冬は「全員が打ち込んだ」と高橋昭二監督。「2,3点先制できるといい展開になる」と、磨いた打撃で主導権を握りたい。

多田主将は「やっと全国大会ができる」とほっとし、「打撃を強化してきた。1番上を目指すが、まずは最初の一つを取る」と初戦に集中する。

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26日開幕のボーイズリーグ第51回春季全国大会(東京ほか)には、長野県支部代表で千曲が4年ぶりに出場。26日の1回戦で宮崎(宮崎県支部)と対戦する。

↑ 昨秋の県支部大会を制した千曲ボーイズ

昨秋の県支部決勝では、新潟との打ち合いを11―10でサヨナラ勝ち。エースでもある山崎拓海、宮川真聖らパワーヒッターが並ぶ打線は強力だ。

一昨年の台風でホームグラウンドが使えない中、所有の室内練習場で打ち込んだり、遠征で実戦を積んだりしてきた千曲。原知久監督は「チーム全体がよくなってきた。この時点でこのくらいできていればいい」と仕上がりは順調のようだ。

176㌢の山崎は「冬の体力づくりで、球威や制球が増した」と自信を深める。主将も務め、「チームが束になってかかり、ピンチを守り切り、少ないチャンスを生かしたい」と競り合いを覚悟する。

中学軟式で、鼎野球クラブが出場予定の全日本少年春季大会は9月に延期となった。

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