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【高校】春季県大会組み合わせ決定 上田西は松本深志と初戦

5月15日にしんきん諏訪湖スタジアムなどで開幕する県大会の組み合わせが決まった。各チームとも、まずは夏のAシード獲得に向けて初戦突破に集中する。

昨秋の県ベスト4で、今季も優勝争いに絡みそうな、センバツ帰りの上田西(東信1位)と松商学園(中信2位)、昨秋県優勝の佐久長聖(東信2位)と県3位の東京都市大塩尻(中信1位)が、それぞれ昨秋と同じヤマに入った。

部員が多く、地区予選では多くの選手を起用してきた4校が、入れ替えのきかない県大会ではどんなメンバーにしぼってくるか注目される。特に投手の起用は、夏に向けた重要なポイントになる。上田西はエース山口をどこで投入し、地区決勝で大事をとって欠場した主軸・笹原の出番はあるか。松商も熊谷、今井の主砲が戻ってくるか、気になるところだ。

力が拮抗しているのが、飯田(南信1位)―上田染谷丘(東信4位)、長野西(北信2位)―高遠(南信3位)、小諸商(東信3位)―岡谷南(南信2位)の公立勢同士の対戦。

私立勢の対戦となったのは佐久長聖(東信2位)―ウェルネス長野(中信3位)のみだ。

9日まで行われた地区予選で、チームによっては連投になったエース格の投手も少なくない。この1週間でどの程度疲労を回復させて望めさせられるか。県大会でも初戦を取ると連戦になるため、継投のタイミングや順番にも注目したい。

今年は、コロナ対策で6月の北信越大会に進めるのは、県優勝の1校のみ(開催地の新潟は4校で、計8校)。シード確保以降は例年以上に、北信越に進むことと、いろいろ試すことを天秤のかけながらの戦いになりそうだ。

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