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【学童】マクドナルド県大会、野沢クラブが初制覇で全国へ

高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント県代表決定大会
(6月12、26日・松本市野球場ほか)

野沢少年野球クラブ(東信・佐久市)が決勝で松本ライオンズ(中信・松本市)を3-1で破り初優勝した。野沢は8月16日から新潟県で開く全国大会に初出場する。

↓ 初優勝の野沢少年野球クラブ

雨天順延となった大会2日目は、準決勝、決勝の連戦となり、投球制限による継投も鍵となった。

決勝は初回から試合が動き、野沢、松本とも適時打で1点ずつ取り合った。3回には野沢が相手バッテリーのミスで2点を勝ち越し。野沢は、準決勝から連投の清水稜介から3回途中、左の小山蒼空にスイッチ。小山は伸びのあるボールで松本打線を抑え込み、バックの好捕にも助けられ、2点のリードを守り切って優勝を決めた。

野沢は、野沢小を主体に近隣4校の有志でつくる。同地区には強豪の浅間スポーツ少年団がいて、何度も苦杯をなめてきたが、昨シーズンの最終大会で勝ち、自信と実力を付けていた。

野沢の戸塚大介監督は「6年生は気持ちが強く一生懸命やっている。相手が粘り強い中、子どもたちも最後までよく守り切った」とたたえた。

↓ 優勝を喜ぶ野沢ナイン

2年ぶりの全国を逃した松本は2回以降、1安打と野沢投手陣の直球をとらえきれなかった。今季就任の伴在紀次監督は「ストライクを先行され後手に回り、次の1点が奪えなかった」と悔やんだ。

↓ 準優勝の松本ライオンズ

▽決勝
野沢1020000 3
松本1000000 1
野)清水、小山蒼―中山
松)木下、長澤―戸田
二=中山(野)

▽準決勝
松本4-3中野ベースボールクラブ(北信)
野沢7-3神明コンドルズ(南信)

〇…今季、佐久勢が元気だ。5月の全日本少年(中学軟式)県大会では佐久長聖中が優勝し、北信越出場へ。6月には一般軟式の最高峰、天皇賜杯県大会を佐久総合病院が制し、本大会出場権を獲得。さらにこの日は、佐久シニアが信越連盟夏季大会を制し全国を決めており、学童の野沢も続いた。

▼決勝戦フォトギャラリー▼
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