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【高校】秋季北信越大会県大会 9月25日準決勝見どころ

第145回北信越地区高校野球県大会

県内開催の北信越大会に都市大塩尻(中信B代表)、長野日大(北信C代表)、松商学園(中信A代表)、東海大諏訪(南信A代表)の出場が決まった。

それでも北信越で組み合わせのアドバンテージを得るためは、準決勝を勝ち1、2位で通過をしておきたいところ。準々決勝から中2日で迎える25日の準決勝の見どころはー。

【長野オリスタ】
▽都市大塩尻―長野日大
夏の準々決勝の再戦(夏は日大が3-0で勝利)。

都市大は22日の準々決勝、ウェルネス長野戦で二本柱の一人、左腕三澤が118球完投。19日の2回戦でリリーフ登板(49球)したエース今野が来るか。

打線はスラッガータイプこそいないが、下位までむらなく集中打を発揮している。

日大は準々決勝でエース長坂が6回途中までに85球を投げたが、十分に先発の余力を残す。打線は県大会に入り確実に上向き。それぞれの役割が浸透してきた。

準優勝チームのような機動力を前面に出すスタイルではないが、夏も主力だった青木悠、青木翔を起点に打線がつながる。

投手層では都市大に分があると見られるだけに、日大投手陣は失点をできるだけ抑えたい。4、5点勝負か。

▽松商学園―東海大諏訪
投打に頭一つ抜けた戦いぶりの松商に対し、東海は予選から何度も競り合いをものにしてきた。

松商は準々決勝でエース栗原が130球完投。しかし1年生左腕大塚も安定感があり、これまでも試合をつくってきた。守備陣も安定しているのは心強い。

打線はパンチ力がある中軸をはじめ好調。下位打線もつなぎの役目を理解している。前チームに続いて体の大きな選手が多く、スケール感を備えている。

東海は2枚看板が3、4点に抑え、競り勝ってきた。先発の吉澤は130㌔前後、リリーフの大野は130㌔中盤と真っすぐに力のある両右腕が、松商の強力打線にどう挑むか。

打線は3番森田、8番衣川などパンチ力のある打者もいるが、打力で圧倒するスタイルではない。きん差の中、勝負どころでたたみかける得点パターンを発揮したい。

東海は投手陣の踏ん張りで打ち合いには持ち込みたくないところだ。

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