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【高校】秋季北信越大会組み合わせ決定 松商は帝京長岡と初戦

第145回北信越高等学校野球大会(秋季)
(10月16、17、23、24日・松本市野球場ほか)

秋の北信越大会の組み合わせが決まった。長野県勢4校が地元で代表校を迎え撃つ。

5県の代表16校を見ると、初出場はなく北信越常連と言っていい顔ぶれ。また松商学園(長野1位)はじめ、日本文理(新潟2位)、高岡商(富山2位)、小松大谷(石川2位)、敦賀気比(福井3位)と夏の甲子園出場校がすべて代表権を得た。

松商の初戦は帝京長岡(新潟3位)が相手。新潟県大会では失点の少ない試合運びで5季ぶりの北信越出場。準決勝で北越(新潟1位)に5-6で敗れ、3位決定戦から勝ち上がった。勝てば小松大谷―啓新(福井2)の勝者と対戦する。

東京都市大塩尻(長野2位)は遊学館(石川3位)との初戦。遊学館は今夏で名将・山本監督は勇退している。準決勝で星稜(石川1位)に6-8で敗れ、3位決定戦を制した。勝てば富山商(富山3位)―福井工大福井(福井1位)の勝者と対戦する。

東海大諏訪(長野3位)はその星稜と対戦。18年秋、19年春の北信越でいずれも敗れた因縁の相手(当時の星稜エースは奥川)。来年3月末で星稜・林監督の退任が発表されている。これまで何度も長野県勢の前に立ちはだかった星稜だが、昨秋は上田西が準決勝で勝っている。勝てば、高岡商―日本文理の勝者と当たる。

長野日大(長野4位)は北越(新潟1位)と初戦で対戦。北越は準々決勝で新潟明訓、準決勝で帝京長岡を破り、決勝では甲子園バッテリーが残る日本文理に延長10回2-1でサヨナラ勝ちしている。勝てば敦賀気比―富山第一(富山1位)の勝者と対戦。

松商のヤマに1位校3校が入ったが、福井3位の敦賀気比も怖い。春、夏の甲子園を経験している中軸を打ち投手もこなす上加世田ら力のある選手が残る。

都市大のヤマでは、日本文理が夏の2年生バッテリーが残るなど2位通過だが侮れない。

県勢は初戦を取ることはもちろんだが、連戦となる2回戦まで見越して投手をどうやり繰りするか。何とか2週目の準決勝につなげていきたい。

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