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【ドラフト】上田西・笹原、巨人から育成4位指名を受ける

プロ野球ドラフト会議は10月11日に行い、県関係では上田西高3年の笹原操希外野手が巨人から育成4位、信濃グランセローズの岩田幸宏外野手がヤクルトから育成1位指名を受けた。また日本ウェルネス長野高出身のBC富山、速水将大内野手(20・愛知県出身)はロッテ育成2位で指名された。

笹原は指名後のオンライン会見で「支配下で行きたい気持ちがあったが、巨人に指名され非常にうれしい」と率直な心境を語った。長野市出身の笹原は小さいころから長野オリンピックスタジアムで行われた巨人戦をよく観戦に行った巨人ファンと言い、「昔から坂本選手が好きで、バッティングのことを聞きたい」と、入団が待ち遠しい様子。

三拍子そろった中でも「ミート力と遠くに飛ばす力には自信がある」と笹原。「1日も早く支配下選手になり、日本を代表する選手になりたい」と抱負を語った。

笹原はこの春出場したセンバツ甲子園で2安打とアピール。その相手投手、広島新庄・花田侑樹は巨人から7位指名され、今度はチームメートになるかもしれない。

また長野市出身の直江大輔投手も在籍するだけに、その後ろで笹原が守るシーンも期待される。

阪神には上田西の1学年上の先輩、高寺望夢内野手が在籍。人気の巨人阪神戦で同じフィールドで対戦する姿も待ち遠しいところだ。

上田西からは2年続けてのドラフト指名となった。

↓ 指名後、同校新聞委員会が制作した「千西一遇」の号外を手にする笹原(撮影も新聞委員会)

<笹原 操希>
(ささはら みさき)
2004年2月9日、長野市生まれ。伊勢宮少年野球―長野南リトルー長野南シニア(裾花中)。上田西高では1年春からベンチ入り、秋には4番ライト。センバツには1番センターで出場。夏は県ベスト8。通算33本塁打。50㍍走6秒0、遠投105㍍。右投げ右打ち。180㌢、77㌔。

 

信濃2年目の岩田は俊足巧打の外野手。今季は打率リーグ5位の3割5分7厘を残し、89安打はリーグ2位。盗塁も29記録している。

信濃からは昨年の赤羽由紘、松井聖に続きヤクルトから育成指名された。

↓ 主に1番を打った岩田(中央)

<岩田 幸宏>
(いわた ゆきひろ)
1997年7月31日、兵庫県生まれの24歳。東大姫路高―ミキハウス。50㍍走5秒7、遠投100㍍。175㌢、75㌔。左投げ左打ち。

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