【NPB】巨人育成4位、上田西高・笹原操希インタビュー

巨人から育成ドラフト4位指名された上田西高の笹原操希は、12月9日に両国国技館で行われた巨人のシーズン感謝祭で新入団選手として紹介された。背番号は「００９」。１月には入寮する笹原に意気込みを聞いた。

↓　1月からプロ野球選手としての生活が始まる上田西高の笹原

―感謝祭で初めて巨人のユニホームを着た心境は
笹原　やっとユニホームを着られて、実感が一層沸き、ここからやらないといけないと感じました。

―期待と不安、どちらが大きい
笹原　期待の方が大きいです。

―センバツ甲子園で対戦した広島新庄の花田君（ドラフト7位）とは話したか
笹原　初めて話しました。「あのとき俺、結構調子よかったんだよな」と言っていました。
（笹原は花田から2安打）

―花田とチームメートになるがどんな気持ちか
笹原　何か縁を感じます。めったにないことなので。

―長野県出身の直江投手（松商学園高出）と接点は
笹原　まだ接点はないです。寮が一緒なので、これから会話する機会があると思います。

―直江投手に聞いてみたいことは
笹原　プロで一年間戦える体づくりの仕方などを聞きたいです。

―球団から自主トレまでのメニューをもらった？
笹原　ウエートや走り、あとは自分の弱いところを教えてもらって、プリントでメニューを渡されています。内容は新人個々で違います。

―特に笹原選手はどこが強化ポイントか
笹原　お尻の筋肉自体はあるので柔軟性を出すのと、股関節周りと足首の柔軟性です。これまでやってきたトレーニングと全然内容が違います。

―体に変化は
笹原　野球部を引退してからウエトレを積極的にやって、周りの人からも大きくなったと言われます。
（確かにユニホーム越しから見える太もも周りが一回り大きくなった）

―1学年上の高校の先輩、阪神・高寺選手から助言は
笹原　学校にいるときは「走りを多くしておいた方がいいよ」と言われたので、走りを多めに取り入れています。

―今後のスケジュールは
笹原　1月7日に入寮し、14日から合同自主トレに入ります。そして２月1日にキャンプインです。

―開幕時の目標は
笹原　2軍戦でスタメンで出ていたいです。

―1年目の目標としては
笹原　それはもう支配下登録です。

―自分のどこをアピールしていきますか
笹原　スカウトの方から最初は守備と走塁をしっかりやれと言われたので、まずはそこからり入っていきます。「バッティングは慣れ」とも言われているので、徐々に慣れていければいいと思います。

―2年時はコロナで大会中止、そして3年で甲子園出場。いろいろあった野球部時代を振り返って
笹原　この学校に入ってよかったです。首脳陣に恵まれ、1年生のときからしっかり見てもらい使っていただき、その結果としてプロ入りで返せたのでよかったと思います。

＜ささはら　みさき＞
2004年２月、長野市出身。外野手。高校通算33本塁打。50㍍６秒０、遠投105㍍。右投げ右打ち。180㌢、77㌔。